2025年7月、大相撲の名古屋場所がついに千秋楽を迎えました。
優勝を果たしたのは、なんと…琴勝峰(ことしょうほう)!
まさかの初優勝。
番付やこれまでの戦績を考えると、まさに「下克上」と言っても良い展開。
最後まで激しい優勝争いが続いた中で、堂々たる勝ちっぷりでの優勝は、素直に感動しました。
初優勝までの道のり
琴勝峰は千葉県出身の力士で、佐渡ヶ嶽部屋所属。
以前から注目されていた若手ですが、ケガなどもあってなかなか安定した成績が出せずにいました。
それが今場所は、終始落ち着いた相撲で星を重ね、後半に入ってからは勢いも加速。
まわしを取ってからの寄りや、立ち合いの強さも際立っていて、
「ようやく花開いたなぁ」と感じさせてくれました。
今場所の見どころと、優勝の意味
今場所は、大関・横綱陣が不安定だったこともあり、
幕内上位と中位の力士たちによる大混戦の場所になりました。
そんな中で、琴勝峰のようなこれまで“影の存在”だった力士が一気に存在感を示し、
見事に賜杯を手にしたというのは、まさに相撲の醍醐味。
「番付だけが全てじゃない。勢いと気持ちが結果を生む」
そんなドラマを見せてくれた名古屋場所だったと思います。
まとめ
優勝インタビューでの琴勝峰の言葉も、どこか初々しくて好感が持てました。
真面目で地道な取り組みが、ついに実を結んだ今場所。
これを機に、来場所以降のさらなる飛躍も期待したいところです。
久しぶりに、心からワクワクさせられた大相撲でした!
琴勝峰、本当におめでとう!!